ブレスオブファイアー3

 

 対戦格闘ゲームのイメージが強かったカプコンがRPGを出すと言うので興味深々だった元祖BOFは、非常に良くできていました。RPG参入最初の作品でここまで完成させて来るとは! と感動したものです。90点付けられる。
 そして同じくSFCで発売されたBOF2では、何と言っても料理勝負が熱い!
 数あるRPGのイベントの中でも最高に笑えた展開でした。これも良い出来で、エンカウントが多過ぎるとの意見が多かったけど、私は特に多いと感じませんでした。
 名シリーズにならんとする第3作目は、舞台もプレステに移動し期待が膨らみました。
ワータイガー

 ところが最初で突然ケチが付く。メニュー画面がどうやっても開けない!
 これでハマった人は多いはず。BOFシリーズ最大の欠点とも言える操作性の悪さは全然改善されていません。スクウェアのRPGと比べると、洗練度が段違いです。セーブにしてもサガフロのクイックセーブの快適さを知った後ではねぇ。
 休息→セーブ、という作業も宿屋でこそやり易いものの、キャンプではかったるくて仕方ない。こういう所でストレス溜まるのは余りに勿体ないです。

 それに輪をかけて戦闘の単調なこと。もちろんそれなりに出来ているんだけど、RPGの世界では良くも悪くもスクウェア製が基準となります。徹底的に戦闘の面白さを追求したサガフロなんかと比べると見劣り甚だしい。
 BOFは3作目にして、凡作となってしまいました。

 ミニゲームが豊富に取り入れられて、しかもうまくストーリーと融合している点は評価できるけど、難易度が高い!
 FF7のミニゲームでさえ難しいって声が馬鹿にならないのに、それどころじゃない。私はFF7のミニゲームは殆ど一発でクリアしたけど、BOF3は苦戦しました。

 2Dと3Dの融合は新たな試みとして評価したいけど、これも移動が斜め入力って時点で終わってます。指マークも射程が短くてむしろストレスを溜める。
 よっぽど開発機関が足りなかったのだろうか。見るべきものも少なくないのに、プレーヤーに対する愛が感じられないので、ブチ壊しになってます。

 このゲームはなかなか先に進みませんでした。そして生活も壊れませんでした。睡眠時間を削ってまでやりたくなるほどの魅力を感じず、本当にゲームに使える時間がある時しかプレイしなかったためです。

 ふと思い付いたけど、対戦格闘ゲームでは斜め入力がやり難いとかコマンドが複雑だとかいう不満はユーザーから漏れて来ず、それはユーザーが自らの修行によって克服すべきものとされています。
 カプコンRPGの操作性が悪いのは、操作性の悪さを咎められることの少ない対戦格闘ゲームがメインのメーカーの限界なのかもしれないですね。

 

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