鉄拳

鉄拳

 鉄拳は凄すぎです。格闘ゲームはプレイしない、バーチャファイターも闘神伝も試しにプレイしたけど食指の伸びなかった私が、即買いを決めたほど凄いです、これは。格闘ゲームの経験があれば文句なしでしょう。買って損なし!

★素晴らしい動き

 キャラの動きにカクカク感は微塵もありません。ゲーセンはともかく、家庭用において、動きの滑らかなことでは当時格闘ゲーム史上最高と言ってどこからも異論は出ないことでしょう。当時の他の多くの家庭用格闘ゲームがカクカクに見えてしまいます。
 アクションゲームは動きが命! 今では普通だけど家庭用で60fpsやったのは鉄拳が初めてのはず。

★美しいグラフィック

 デモは美麗です。キャラもなかなかのもの。背景は実写取り込みとしか思えない。ゲーセンにそのまま置いてもはずかしいところはまるでなし。
 PSリッジはゲーセンリッジと比べるとグラフィックや動きに一歩を譲りますが、鉄拳と来た日には・・・

★リアルな格闘世界

 グラフィックが良いクソゲーと鉄拳は違います。肝心のゲームの中身も素晴らしい。格闘ゲームとしてはリアル路線の先端を行っています。
 リングアウトがない。初心者がプレイするとリングアウトばかりで終る格闘ゲームもあったものです。
 無敵がない。いかなる場合もキャラに無敵時間がなく、ヒットさせることが可能。
 飛び道具がない。「気」を飛ばすなど現実の格闘世界にはないことです。
 もちろん、当たり判定もしっかりしています。

★初心者に入りやすい操作系

 4つのボタンが右手、右足、左手、左足、にそれぞれ対応する、直感的に分かりやすい操作になってます。闘神伝のようなオートガードやオート必殺などなくても初心者が手軽に技を繰り出せます。
 攻撃に上中下の概念があり、転ばされた時の駆け引きも多様であるなど、上級者も奥が浅いとは思わずに済みそう。

★爽快

 リングアウトがないので決着はすっきりしています。最近の格闘ゲームと比べて技の破壊力が大きいのも豪快。一度にHPを半分持っていくような技もあります。もちろんそういう技はとんでもなくスキが大きく、ゲーム性を損なっていません。簡単に見抜けるが故に出されたときのスリルもひとしお。
 「いかん、よけなくては!」
 最強攻撃は5回回しのギガトンパンチで、全HPを奪う一撃必殺の技ですが、出せる人はいるんだろうか(^_^;)

★御褒美もあります

 PSリッジでは使える車が増えたり、エキストラコースが登場したりという褒美が用意されていましたが、鉄拳にもあります。
 最初に使えるキャラは8つですが、どのキャラを選ぶかによって中ボス(ラストボスの手前にいる奴)が変わるのです。その中ボスを倒すと自キャラとして使える! 全部の中ボスを使いたければ、全部のキャラでクリアしないといけない。
 なかなかそそる餌の撒き方です。やっぱりKUMAが最高!
 クリアタイムがセーブさせるのも、タイムアタックに便利。

★CDアクセス極小

 しばらくプレイしていて、いつCDを読んでいたか全く分からなかったことに気付きました。CDアクセスが気にならない格闘ゲームはあっても、CDアクセスに気がつかないという格闘ゲームはそうそうないでしょう。
 完全にROMと操作性は同じです。待たされることは一切ありません。
 ゲーム起動時のCDロードも信じられないほど短く、しかもミニゲーム「ギャラガ」付きです。ネオジオCDの立場は(^_^;)

 PSリッジ以来、久しぶりにナムコの底力を見たという感じです。こんなものにウルトラ64は対抗できるのか? と思うほどのシロモノです。あら捜ししても、BGMが印象に残らないという位しか、しようがありません。これぞ次世代ゲームだ!
 秋葉原なんかで鉄拳の隣にデモされるゲームこそいい迷惑かも(^_^;)

 

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