照準用パルスレーザー

 ビームフォードはエアガンショップで販売されていた。出力1ミリワット未満のものなら現在も売っている。
 通常のレーザーポインターと異なり最初から照準用として作られているため、照射方向の調整が可能なだけでなく実銃の発射の衝撃でも照射方向がズレないのがウリ。筐体はでかいが、BB戦車搭載用としては最高。

 出力は <5mW と表記されている。つまり、5ミリワット未満なのであって、5ミリワットではない。1ミリワット以上5ミリワット未満のクラスであって、この手の多くは1.5〜4ミリワットだ。

 レーザーポインターの筐体を切り取って、穴を空ける。
 ネジで固定するのに便利なようにである。
 しかし、当初予定していたSタンクにではなくマルイの24分の1バトルタンクに搭載先を変えたため、これではデカ過ぎる。

 電源コネクターを取り付ける。
 筐体側がGNDではない、というのが厄介だ。実装時に注意が必要。ビームフォードは3V駆動。

 レーザーは筐体が+側なのが実は常識。これは、筐体をGND接続し、マイナス電源で駆動させる前提だからである。つまり、普通のプラス電源と接触しても不意にレーザーが発射されることがない・・・という安全対策である。

 結局、中のレーザーユニットを取り出して直結することにした。
 これでもレーザーポインターとしてはかなり大きい。しかし、出力5ミリワット、波長633ナノメートルという最も明るい部類の品なので、仕方ない面もある。
 これでは取り付け後にレーザーの向きを微調整できないが、マルイ・バトルタンクの主砲の性能を考えれば妥協出来る。

 5Vから3Vを作り出す三端子レギュレーター。
 以前は非常に高価な製品しかなかったが、今では100円で売っている。従来手頃なレギュレーターの無かった3.3Vや4.5Vなどニッチを埋める目的で東芝が出してくれた。
 レーザーポインター製作でも、3V安定化電源が手軽に作れて便利。ニッケル水素充電池3本がベストフィットする。

 PICの容量ではレーザーポインターを直接駆動できないので、普通にトランジスターを使用。緑の線がPICの出力で、4.7KΩの抵抗を接続してある。PICは5Vなので、ONにするとほぼ1ミリアンペア流れる。

 規制前に売られていた中で最も明るいレーザーポインターだが、昼間はかなり見難い。
 実際、タミヤ16分の1搭載用のカスタム電動ガンの射撃試験をした時に、照準用に使用した。ところが、いざ試験しようとするとレーザーがどこに当たっているか分からず、使い物にならなかったのである!
 直射日光が当たっている壁であっても、レーザーが当たっている場所を知っていれば数メートルの距離から十分に視認可能である。マルイのバトルタンクは主砲の最大射程こそ約25メートルだが、狙って当てて楽しめる有効射程は数メートル以下。つまり、使えそうに感じる。だが、どこに当たっているか分からなくなると、昼間に再発見するのはストレスが溜まる。
 レーザーの出力を上げずに視認性を上げるには、点滅させるのが良案である。

 レーザー点灯試験風景。これはSタンク用のメカを使ったシーン。
 PIC → トランジスター → レギュレーター → レーザーポインターと接続されている。

 射撃管制用のPICでトリガーのサーボパルスを読み、3パルスごとにレーザーのON/OFFを切り替える。これにより、毎秒約8回の速さでレーザーが点滅する。
 射撃管制PICがちゃんと動いていることを、レーザーの点滅で確認できるのもメリットだ。

 ところで、規制前の高出力なレーザーポインターを搭載するのは危険ではないか?という意見もあるだろう。しかし、考えてみて欲しい。レーザーポインターが照射されるケースとは、戦車砲(エアガン)が顔に向いていることを意味する。つまり、そのようなことは絶対にあってはならないのである。
 BB戦車の主砲は、絶対に人に向けてはならない。だから、同軸レーザーが人に向くこともないのである。
 レーザーは反射光もかなり危険なので、運用には注意すべきことは言うまでもない。

 レーザーが目を直撃すると危険だが、そういう状況を作らないようせねばならない。ソレってBB弾を撃てる主砲が目に向いてるってことでしょ?(汗)
 ちゃんとそういう状況みて操縦する責任がBB戦車のドライバーには存在するのです。BB弾の発射機能がある以上、レーザー積んだって同じこと。

 

戻る