EF135mm F2L USM

 Lレンズってそんなに凄いのか?
 Lレンズって高価だけど、値段に見合った描写なのか?
 そんな疑問があったら、こいつを買ってみろ。Lレンズの中では比較的安価だが、Lの醍醐味はたっぷり味わえる。こと描写に関する限りは、さすがの EF50mm F1.4 をも寄せ付けない。

 

テレマクロ

 圧倒的なボケ味の美しさを活かし、テレマクロとして使うとハマる。倍率やマクロ領域での解像度ならマクロレンズの方が上かもしれないが、あえて絞りを開け気味での描写は、単焦点Lならではのもの。 

 ミツバチのホバリング。小さな昆虫は透過光が美しいので、逆光で捉えると引き立つ。それには、真昼を避けて朝夕が狙い目である。
 もちろん、逆光でも安心して使えるレンズが必要だ。

F2.8 1/640s
(フルサイズ 2140 KB)

 モンシロ蝶と白い花。露出に注意が必要な被写体。
 とろけるような後ボケの美しさは超一級品。これだけのためにマクロ代わりに使いたくなる。

F2.8 1/1600s
(1536*1024 719 KB)

 大口径望遠レンズならではの強烈なボケ。
 シジミ蝶のように小さい相手は、マクロレンズでないと十分に寄れない。そこで、ボケを利用して作画した。

F2.2 1/4000s
(1024*1536 927 KB)

 アゲハ蝶とキアゲハのペアダンス。
 後ボケ優先の設計らしく、前ボケは思い切り二線になる。
 だが、後ボケと前ボケを混ぜて作画すれば、幻想的な雰囲気を作ることも出来る。

F2.8 1/3200s
1536*1024 973 KB)

 2匹の蝶を同時に捉えるのは一見難しいが、蝶はペアで飛んでる時の方が移動が遅くなるため、実は撮り易い。

 ヒメアカタテハ。これも朝の透過光で狙ったもの。
 花びらの質感描写は、このレンズの本領発揮って感がある。

F2.8 1/1600s
(1024*1536 718 KB)

 噴水を高速シャッターで止めてみた。氷の柱のように写る。
 これもまた美しいボケあってこその絵だ。

F2.8 1/4000s
(1024*1536 1050 KB)

 明るい単焦点レンズ使っていると、D60のシャッター速度が最高4000分の1秒までってのは、かなりキツい。
 どうしても表現に制約が生じてしまう。

 

望遠レンズとして

 普通に望遠レンズ的使い方も出来る。しかし、ある程度離れた動体を撮る場合は、足でズームってことが難しいため、使い難い。

 近所の公園の鳩。透過光だが、小さな昆虫じゃあるまいし鳩ともなると余り光は透過してくれない。だから、トーンカーブを持ち上げて調整してある。

F2.8 1/4000s
(1536*1024 839 KB)

 望遠圧縮とボケを利用し、迫り来る鳩の群れを演出。

F2.8 1/4000s
(1536*1024 1142 KB)

 

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