砲塔旋回ユニット

 

 BB弾を発射させるために電動エアガンを内蔵させると、砲塔はオリジナルに比べて非常に重くなる。そのため、砲塔旋回機構は改造して強化しないとマトモに使えなくなる。
 重くなるだけではなく照準を付ける必要があるため、旋回にアソビがあってもいけない。
 水平支持架は厚さ3ミリのアルミ板に固定してから車体上板に接着してある。エポキシを使いまくってガチガチに固めてある。

 

砲塔旋回ギア

 当初は砲塔旋回ギアを自作のものに交換することを考えた。
 ところが、ターレットリング側がキットオリジナルのギアを前提に作られており、メカ積みの空間的制約から、自作はかなり大きな手間になると判断。キットのギアを改造して使うことにした。

シャフトの固定  キットのままでは異様にアソビが大きい。ギア同士の噛み合わせがしっかりしてない上にシャフトがガタガタなのである。これでは見た目のアクションを楽しむだけならともかく、実際に照準という行為を行おうとすれば使い物にならない。
 本来ならベアリング化したいが、キットのギアはシャフト穴を広げる余裕がなく、そのまま使うしかない。
 だから自作したくなったんだけど、これはこれで非常にコンパクトという利点がある。そこでまずアソビの大きな原因であるシャフトのガタを取るため、エポキシで固めてブレないようにした。
 しかも噛み合わせがしっかりする方向にシャフトを寄せて固めてある。これで非常にアソビを小さく出来た。
 なお、クラッチギアは接着してクラッチ機能を殺してある。
引きバネ  しかしそれだけではアソビを無くせない。ターレットリングを回すファイナルギアに水平の力が加わると噛み合わせが引き離されてガタが生じてしまう。
 キットのままではそれほど大きな問題にはならないが、砲塔が大重量になると車体が傾いた時に大きな水平力が加わり、長く使ってるうちに金属疲労を起こす可能性もある。
 そこで、バネを使って数百グラムの力でファイナルギアを常に押し付けておくことにした。
 左に見えるバネはモーターに巻いたピアノ線に接続してある。右はピアノ線にホットボンドを塗った棒。両者を接続した3ミリ棒を使い、梃子の原理でファイナルギアを内部に押し付けている。
モーター側面 コネクター
 車体上板を車体に取り付ける時に、同時にソケットがハマって配線が終了するようにと考えてある。
 車体上板側の砲塔旋回用モーターの配線を途中で切断し、ピンにハンダ付け。全体をホットボンドでモーター側面に固定。

 

水平支持架

 キットオリジナルでは単に円盤をネジ止めするだけだったターレットリングの水平支持機構だが、BB弾発射機構があると、そんな安直なことは出来ない。
 大重量の砲塔は車体が傾いた時に大きな負担を発生させるし、やはりアソビが大きいのも問題である。

材料  まず用意したのがこれ。内径4ミリ外径10ミリのベアリング、4ミリ皿ネジ、そして厚さ1ミリの真鍮板。
 4ミリ皿ネジは短く切ってベアリングを接着。ベアリングの反対側から飛び出さないほど短く切る。
組み立て  皿ネジを真鍮板にしっかりとエポキシで接着。4ミリ皿ネジだとかなりの接着面積が確保出来、非常に背が低いこともあって水平方向に相当の力が加わっても破損したりしない。
 当初は厚さ2ミリのプラ板に厚めの両面テープで取り付け、さらに全体を車体上板に両面テープで取り付けるつもりだった。しかし繰り返し水平方向に大きな力を受けるとまるで耐えられないことが判明。
 3つのうち1つは可動に製作。
 真鍮板ではなくスチール製のL字金具を加工して取り付け。
 真鍮板の両側にガイドとなる金具を接着し、中央の金具がスライドするようにする。
可動式
 構造は見ただけで分かるが、実際の工作は相当に面倒。ガタが無くしかもスムーズに動くように組み立てるのは容易ではない。
 上の写真ではまだネジ穴を開けていないが、2つに切ったバネが取り付けられているもう一方にはネジが立ててあり、バネはそれを差し込んで固定した上でホットボンドで止めてある。
 1キロの力で2ミリ押し込めるかどうかという強い可動ローラーになっている。
強力バネ

 

垂直支持架

車体上板  キットの支持架台座は削除。
 砲塔の重量を支えるボールが入る位置にも細長い穴を開けてベアリングをセット出来るようにしてしまう。
 使用するベアリングのサイズは、完璧に適当な量だけ車体上板から飛び出すように慎重に選択した。
 内径3ミリ外径8ミリ厚さ4ミリ。これをタミヤの3ミリ六角棒に通して接着すると、ドンピシャの上下位置になる。
ベアリング&六角棒
上下の支持架  可動式水平支持架と並んでいる垂直支持架。
 エポキシでしっかりと車体上板に取り付けてある。
 これを見て疑問を感じた人がいるかも。これじゃ砲塔を差し込んで回した時につっかえるんじゃないのか?
 そうです。砲塔と車体上板が外れないようにする砲塔の2箇所の出っ張りは削除してあります。
 うちの砲塔はどの向きからでも差し込めます。砲塔は車体上板に単に置いてあるだけです(汗)
 でも、本物の戦車だって砲塔は置いてあるだけで、横転するとあっさり外れるはず。それにこうしないと砲塔が差し込めません。旋回ギアのクラッチを殺してあるので。

 

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